昨日無事に40個のがまズを発送しました。

肩の荷が少し軽くなりました (#^.^#)

早速昨日から次の角形ミニポーチ10個の制作に入っています。



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今回も絣を使っていますが、発送したのとは違う昔の絣生地です。

解いたものだったり、仕立てた時の残りだったり、使用感の残る味わいのある生地です。

なぜこんなに違うタイプの絣があるの?

ご依頼の方がおっしゃるのには

「鳥取西部地震」で、古い蔵がかなり被害を受け解体することになり、

行方を失った沢山の絣が手に入ったとのこと。

現代では蔵を新築するなど到底無理、当時は大事に保管してあったのでしょうね。

譲り受けたり頂いたりされたのだそうです。

昔は自分で織り上げた着物や布団をもって嫁ぐのがごくあたり前のことで、

そんな絣が巡り巡って私の所へやってきたという事です。

形を変えてまた誰かのもとへと旅立ってゆくのですね。

そう思うと鋏を入れるのにも格別の想いが湧いてきます